episode 012
「趣味だったハンドメイドアクセサリーを、副業としてもっと楽しく広げたい」そんな想いから始まったこの工房プロジェクト。以前からアクセサリーの制作・販売をされていたオーナー様が、「ちゃんとした“工房”がほしい」と、REMOX mezzo(6畳サイズ)を自宅敷地内に新設されました。
工房の中は、木の温もりある床材に、OSB合板をあしらったアクセントウォール、そしてシンプルな白壁と柔らかい光の照明が印象的な空間。大きめの作業カウンターと、手元を照らすスポットライトを設け、細かなアクセサリーづくりにも集中できるように設計されています。制作活動はもちろん、撮影や梱包作業、オンライン販売の対応もこの一室で完結。
日中は仕事をし、夕方は家族と過ごし、そして一日の終わりには、「わたしに戻る場所」としてこの工房にこもる──そんな、時間と心を切り替えるための“もうひとつの居場所”として機能しています。気づけば、家族の誰かがふらっと訪れてくる、あたたかく開かれた空間にもなっていて、自分だけの部屋でありながらも「家の延長」としても愛される存在に。趣味が暮らしと重なり、少しずつ広がっていく過程を、REMOXがやさしく支えています。